モナコの国旗(モナコのこっき)は、上下に赤・白で均等に塗り分けられた二色旗。インドネシアの国旗とデザインは同一だが、縦横の比率が異なる(但し、国際会議などの場では縦横比が2:3に統一される場合が多く、その場合だと全く区別がつかない)。モナコとインドネシアは国旗に関して話し合ったが、両国が遠く離れていることと、両国の国旗が同じくらいの歴史があるということで、両国の国旗はそのままとなった。 赤と白は少なくとも1339年以来グリマルディ家の伝統色だが、国旗に関してはいろいろな変更があった。 元々のモナコの国旗は国章を中央にあしらったもので、現在のデザインが導入されるまで使われていた。現在でも政府旗として国章の旗が使われる。他にも、白地に赤の菱形が並べられたデザインも17世紀以降、非公式な国旗として使われることがあり、現在でも様々な機会に使われている。 なお、インドネシアの国旗同様デザインが酷似する旗として、ウィーンの旗が挙げられる(ウィーンの旗の方が赤の色がやや明るめ)。
ソース: Wikipedia