チュニジアの国旗は1831年に制定されている。赤地に中央の白い円に三日月と星は古くからのイスラム教の象徴であり、幸運のシンボルでもあった。赤い色はオスマン帝国時代の反抗勢力の名残である。チュニジアは1881年よりフランスの植民地となり、1956年のチュニジア王国を経て、1957年にチュニジア共和国が成立した。その際に、以前の独立時代に使用したものを再度採用した。1999年にデザインをわずかに変更している。